犬は湿度が苦手!! 熱中症の原因にも!
犬は湿度が苦手!!
夏が苦手なわんちゃんたち!
飼主さまは、エアコンを付けて、室温に気を使っている毎日と思います(^-^)
わんちゃんのために室温はしっかりチェック!!している!!と思いますが!
実は!意外と知られていませんが、
わんちゃんたちは、湿度にも弱い動物です。
室温に気をとられがちで、湿度は見落としがち??の方が多いのではないでしょうか??
室温が快適に保たれていても、湿度が高いと熱中症に陥る事があります!!
本日は、前回に引き続き熱中症に関わる、湿度に関してお話します(^-^)
犬が快適な、温度と湿度について
わんちゃんが快適とする
* 温度は、23℃~26℃ *
* 湿度は、40%~60% *
です。
シングルコートのわんちゃんは、上記の室温に1℃プラス位が最適温度です。
夏場は、しっかり涼しい室内を保ってあげてる方がほとんどだと思います(^-^)
では!湿度はいかかでしょうか??
湿度は高くても低くても、わんちゃんの身体に影響を及ぼします。
1年の中で、梅雨時期から夏にかけて!湿度に1番気を付けなくてはいけない季節です!
犬は湿度が高いと熱中症になることも!!
夏は、気温が高いため体内の熱がうまく発散せず、熱が体内にこもり熱中症になりますが、
湿度が高いと熱中症になることがあるのです!!
エアコンを付け快適な温度に保たれている室内でも、湿度が高い場合があります。
エアコンを付けているから安心!とせずに、湿度のチェックも細目にすることが大切です!
*【例えば室温が25度で、湿度が60%以上の場合】*
わんちゃんは湿度が高い場合、代謝で出す少量の汗がしっかりと蒸発しないことにより
体内に熱がこもります。
それにより体温が上がった状態が継続してしまい、熱中症に陥る事があるのです。
湿度とわんちゃんの体温は、密接の関係にあります!
暑い夏から、わんちゃんを守る為に、
湿度は!室温と同じように、日頃から注意する重要なポイントなのです。
湿度が高いと起きること
・ダニ カビが発生しやすい
・皮膚や耳の炎症を引き起こす 症状の悪化
・熱中症になる
・高齢犬は体調不良を起こしやすくなる
湿度が60%以上になると、室内のダニやカビの発生原因になり、飼主さま・わんちゃんともに身体に悪影響を及ぼすことになります。
大切なわんちゃんの食事ドライフードにも、蓋をしっかり閉めていてもカビの発生に繋がります。
それに気づかず、ご飯をあげてしまう!なんてことになったら大変です!!
皮膚炎をもっているコは、症状の悪化が進み痒みなども増してしまい辛い思いをさせてしまう事に繋がります。
犬は痒みを我慢するという事ができないので、痒い箇所ができると掻きむしってしまい・・
さらに悪化し出血までしてしまう。という最悪なケースを招いてしまうことも。
ダックスなどの垂れ耳犬種は、もともと耳の中が湿ってしまいがちですので、湿度が高い事により耳の中で炎症が起きる事があります。いつも以上に耳の中をチェックしてあげてください。
高齢犬は、特に注意が必要!
高齢犬は、もともと体温調節がうまくできません。
私たち飼主が、わんちゃんの体温を一定に保つように気を配ってあげましょう!
犬は高齢になると、暑いと感じる神経が衰えていきます。
夏場も日の当たる窓辺で、ずっと寝てしまうケースがよくあります。
エアコンを付けた室内でも、日が当たる窓辺は気温がとても高く危険な場所です。
若い犬は、暑い!と感じ自分で移動しますが、
高齢犬は暑さが分からないまま、日の当たる場所で長時間寝てしまう事があります。
日光浴は、健康に繋がりとても良いですが、長い時間、日の当たる場所に寝ていないか?気を配りましょう!
あまりに動かない場合は、涼しい場所へ移動させてあげることが大切です。
夏場のお留守番の際は、
直射日光が当たる窓辺は、カーテンを閉めていくなど対策をすることをお勧めします。
犬と湿度のまとめ
湿度を一定に保つことは、人も犬も快適に健康に過ごすことに繋がります。
熱中症や皮膚炎の悪化など病気を巻き起こさないためにも!
湿度と室温はセットで考え!毎日チェックして過ごしてくださいね(*´▽`*)
Peach Dog ピーチドッグ
高橋 あゆみ